
高田漣
メイン楽器はペダル・スティールギター。その他にもラップスティールギター、アコースティックギター、マンドリン、ウクレレなどを弾きこなす。 1970年代、加川良のアルバム『アウト・オブ・マインド』や、フォークシンガーである父・高田渡の『FISHIN ON SUNDAY』などの歌詞や、泣き声などでも登場していた。 1990年代後半ごろから父・渡のバックを務める傍ら、ハナレグミ・原田郁子・畠山美由紀・ポラリス・アン・サリー・サンディー・ハシケンなど数多くのセッションにも参加する。 2006年には細野晴臣&東京シャイネスのメンバーとしてペダルスティールを担当。同じく2006年には高橋幸宏ソロツアーもペダルスチール、マンドリン、アコースティックギターでサポート。 2007年にはHuman Audio Sponge(細野晴臣・高橋幸宏・坂本龍一)のチャリティライブにサポートメンバーとして参加した他、夏には高橋幸宏、原田知世らとpupaを結成した。 少年時代はYMOのファンで、ペダルスティールを始めた動機は「キーボードみたいだったから」。ブライアン・イーノのアルバム「APOLLO」の中でダニエル・ラノワが演奏するスティールギターのサウンドが自身のルーツにあるとも語っている。 アコースティック楽器やペダルスティールのオーソドックスなフォーク/カントリースタイルのプレイの他、エフェクターを多用したペダルスティールで空間的なサウンドやシンセサイザーのようなエフェクティブな音も作り出している。 また、独自の活動を始めて2007年現在、自身のソロアルバムも五作品リリースしている。 また、俳優・大杉漣の「漣」という芸名は、彼の名前の「漣」に由来する。